新聞あかはた2024年10月22日(火)掲載記事
南関東で2議席目へ猛追
3議席への躍進を
川崎・藤沢田村委員長訴え
27日の総選挙投票日まであと6日に迫った21日、日本共産党の田村智子委員長は神奈川県川崎、藤沢両市で、衆院比例南関東ブロックの、はたの君枝候補、小選挙区候補とともに駅頭に立ち、「比例南関東ブロックは2議席目にむけ猛追しています。比例は日本共産党を広げに広げ、はたのさんの議席奪還、3議席への躍進を」と集まった多くの人たちに呼び掛けました。
田村氏は、はたの氏が1998年に初めて参院議員になった後、共産党国会議員団が少人数学級の法案を提出し、その後、各自治体で少人数学級が実現、さらに衆院での議席を得て、国の基準として35人学級へと動かしたことを紹介。「日本共産党が議席を伸ばして政治を動かしてきた」「政治は変えられる」と訴えました。
田村氏は、軍事費2倍の大軍拡の財源のために自民党が増税を狙っていると指摘。「日米同盟のため」には、選挙で増税を問うこともしない、政治のモラル崩壊が起きていると厳しく批判。さらに、20日のNHK日曜討論で、軍拡そのものに反対したのが日本共産党だけだったと指摘。「日米同盟強化と言われると思考停止の政治でよいのか」「軍事ブロック対立の先に平和はない」と警鐘をならしました。
田村氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)が呼び掛け、日本、米国、中国、ロシアも参加する東アジアサミット(EAS)が、選挙直前に開催されたと紹介。日本共産党の躍進でASEANと協力して「戦争をさせない、紛争をおこさない平和なアジアをつくろう」と訴えました。