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しんぶん赤旗2025年2月11日掲載記事pdf

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人類史に残る運動を

日本原水爆被害者団体協議会
田中煕巳(てるみ)代表委員
人類史に残る運動を

 「核兵器禁止と同時に廃絶しなければならないという人類史に残る運動が2025年にあった」というような運動をやりたい。
 ノーベル委員会は、日本被団協へのノーベル平和賞授与を被爆80年の2025年にするかの議論の末、被爆80年を「核兵器のない世界」の実現をする年にするために、昨年授与したと聞きました。
 日本被団協の運動方針は組織として決めなければなりませんが、世界で被爆証言を行うと同時に、証言にむけて日本被団協の歴史の勉強会も開きたい。証言者を増やし、多くの被爆者に核兵器の非人道性を広げる運動に加わってほしい。
 今月、石破茂首相と話をすることになっています。人類は核兵器とは共存できないことを伝えるつもりです。
 日本政府が禁止条約を批准することは当たり前のことで、今の状況は「恥」だということを知らせないといけないですね。
 北大西洋条約機構(NATO)加盟国のノルウェーは禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を表明しています。日本もまずはオブザーバー参加すべきです。
 核兵器禁止の先の廃絶に向け、大きなうねりをつくる年にしましょう。

※しんぶん赤旗2024年12月31日(火)掲載記事

政党助成金30年 9484億円
51党受け取り42党消滅
税金頼み「政党劣化」

 年額約315億円の国民の税金を政党が山分けする政党助成金の累計額が、1995年の制度開始から今年までの30年間で9484億7757万円にのぼることが、本紙の調べでわかりました。30年間に受け取った政党は51党。うち42党が政党助成金を手にすると分裂・合併・再分裂を繰り返し解散・消滅しました。国民・有権者から「浄財」を集める努力をせず、税金頼みになる政党助成金は「政党の劣化」をもたらしています。

 制度開始から党名を変えず一貫して受け取り続けている自民党の累計額は、4564億1707万円に達しました。累計全体の48%を占めます。

 政党助成金は90年代の「政治改革」で、政治腐敗の温床となってきた企業・団体献金を禁止する代わりに導入するという口実でした。ところが自民党は企業・団体献金も政党助成金も受け取る“二重取り”を30年間続けています。この“二重取り”は先の臨時国会でも議論になりましたが、自民党は「企業献金をやめればより税金依存になる」(小泉進次郎衆院議員)と開き直っています。

 政党による税金の山分けには制度導入時、国民の厳しい批判があり、その依存度は「収入の40%以上にはならない」との歯止めを設けましたが、その後撤廃。自民党本部収入に占める政党助成金の割合は95年の57%から、直近公表の23年は70%にまで高まっています。

 政党助成金は、直近の国勢調査の総人口に250円を掛けて年総額(人口減でも5年間は固定)が算出されています。政党を支持するかしないか、どの政党を支持するかといった考慮は一切なく、「思想・信条の自由」「政党支持の自由」を侵す憲法違反の制度です。

 日本共産党は、企業・団体献金や政党助成金を一切受け取らず、先の臨時国会にも企業・団体献金全面禁止法案と政党助成法廃止法案を提出して論戦。活動資金も、党員がおさめる党費、「しんぶん赤旗」読者からの購読料、党員と支持者、国民から寄せられる浄財のみでまかなっている唯一の政党です。

20241231政党助成金記事pdf