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鍋物が美味しい季節ですね!でも、お野菜めっちゃ高くないですか!?
ロシアとウクライナの戦争で世界的物流が滞り、日本の食料自給率が低いことは広く知られるようになりました。にもかかわらず、政府は農業に税金を投入しない。与党の皆様には食料自給率100%を超えるまでは食事を控えていただきたいですよね!
私は農業とは国防だと考えます。
軍備にお金かけるより農家の保護の方が、よっぽどか国民を守る事になると思うんです。
そんな事を日頃から考えてる私が1月のSDGsカフェ「農が無ければ食もなし〜地域から考える都市農業の未来〜」に参加してきました。
ゲストスピーカーは「ふるさとファーマーズ」の石井さん、「オーガニッカーちがさき」の酒井さんと吉野さん。里山公園隣の畑には一度見学に伺ったことがあり、石井さんに案内していただきました。ふるさとファーマーズの農法は不耕起栽培。これは環境にも体にも優しい農法です。
仮に全世界の全部の農家が不耕起栽培に切り替えた場合、なんと30年で地球温暖化は止まるのだとか。その秘密は慣行農法よりはるかにたくさんの二酸化炭素を土に定着できるから。特に豆科はたくさん定着してくれるそうです。
ところで有機農業、オーガニックと聞くと最近流行りのもの、と思ってませんか?
実は戦前は日本中がオーガニック農家でした。戦後、余った毒ガスの原料を消費するために作られたのが農薬や化学肥料です。お陰で大量生産できるようになり、食糧危機は回避されて国民は飢えずに済んだのですが、フードロスが問題となっている現代でも慣行農法は続けるべきでしょうか?地球とそこに暮らす全生物に負担をかける農法は、そろそろ役目を終えたので引退してもらう方が良いのではないでしょうか?
市内には地球に優しい農法を採用している農家がたくさんあります。御多分に洩れず人手不足なので援農ボランティアも募集してます。援農は難しいという方も、畑に行って直接購入する事で応援できます。
私達の体は食べたものでできています。フードマイレージや労働搾取、児童労働などの問題と併せて、食べ物から世界を見てみませんか? 茅ヶ崎市議会議員 今井 理華
※フードマイレージについて(農林水産省資料から)
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