
こんにちは!
やっと涼しくなってきましたね。
10月に環境厚生常任委員会で視察に行きました。佐賀県佐賀市と武雄市、長崎県長崎市の3か所です。
視察内容は佐賀市が「福祉まるごと相談窓口について」、武雄市が「高齢者マップシステムを活用した避難行動要配慮者の登録と個別避難計画の作成と運用について」「災害時の保健師活動について」、長崎市が「包括ケアまちんなかラウンジ運営事業について」「多機関型地域包括支援について」の5項目。どれも茅ヶ崎市で取り入れたら福祉向上に役立つだろうな、という事業でした。
ただ、人口規模や構成が違う、面積も産業も違う自治体ですから、単純に比較できないし、参考にできても、そのまま取り入れることは難しいのが現実です。これから1年以上の時間をかけて「どう取り入れるか」「取り入れるとしたらどの部分を」「茅ヶ崎で似たようなことをするにはどんな工夫が必要か」等等、委員会で話し合い、市長に政策提言します。提言がそのまま取り入れられるわけではありませんが、市役所の担当部局が時間をかけて話し合いを重ね、提言を事業に盛り込む工夫をします。
なので、私達の視察が皆様の生活に反映されるまでには何年もかかります。お待たせしてしまいますが、無駄にはしません。ヤキモキするかもしれませんが、じっくり見ていてくださいね。
今回の視察は移動時間に余裕があったので、長崎原爆資料館、平和公園、大浦天主堂へ足を伸ばしました。
どこも修学旅行と思しき小中学生、英語、ドイツ語、フランス語、その他聞いたことのない言葉で会話する外国人がたくさん訪れていました。
戦争は二度と起こしてはならない、原子力の利用は地球上から全て無<してしまわなくていけない、平和を願う人々が人種も言語も飛び越えて手を繋いでいかなければ、と改めて強く思わされました。
皆様も機会がありましたら、ぜひ行ってみてくださいね。
茅ヶ崎市議会議員
今井 理華
