
こんにちは!
やっと、スギ花粉も少なくなりましたね。
議員になると入学式や卒業式に来賓として参加させていただけるのですが、小学校の入学式は格別ですね。
とにかく可愛い!小さな足をぷらぷら振って、好奇心いっぱいの目でキョロキョロして、イスにじっとしているのも大変なくらいエネルギーにあふれている小さな体。自由で、真っ直ぐで、純粋で、キラキラ。こちらの心が洗われるようです。彼らがこのまま育って欲しいと頬を緩めたまま願いました。でも、現実はなかなか厳しい。
ご存知の通り、教員が足らないのです。そして、今いる教員も業務量は増えるばかりで減ることはなく、残業は毎日、持ち帰りの仕事もあるし、休日は部活指導、と過労死しない方がおかしいような状況です。
なぜこんなことになっているのでしょう?
理由は色々あるでしょうが、一番は国の教育費が少なすぎることだと思います。子どもとは国の未来そのものです。だから教育とは、つまり未来への先行投資。そこに力を注がないということは未来を暗くしてることです。まさに「今だけ、自分だけ」の政治が横行してる結果ですよね?
自分の子どもや孫が、姪や甥、いとこの子ども、友人の子どもや孫、近所の子ども達、彼らが十分な教育を受けられないとしたら?良い教育を受けるためにはお金がかかるとしたら?経済的理由で教育を諦めなくてはならないとしたら?どうですか?格差はひたすら拡がる一方だと思いませんか?
貧困は連鎖し、負のスパイラルは下へ下へと落ちていく螺旋のように世代が下がるほど抜け出しにくくなる。ごく一部の国民だけが正のスパイラルで上へ上へと行くのは、果たして「豊かな国」の姿でしょうか?
私は、誰もが生まれた環境に左右されず、生きたい人生を歩むことが可能な、チャンスが平等に与えられる国が「豊かな国」だと思います。
今の日本で少子化が解決しないのは、この辺りの理由もあると私は考えます。
ご一緒に声を上げ続けていきませんか?出来ることはあります。考え続け、知ることを放棄せず、知恵を出しあいながら、未来を明るくしませんか? 茅ヶ崎市議会議員 今井 理華