☆日本共産党茅ヶ崎東後援会ニュース2025年8月号から

「地域から持続可能な農と食のあり方を考える」という研修に参加しました。
とても良い内容だったので少しシェアしますね。
1.慣行農業、工業的農業、スマート農業や大規模農業への集約は持続可能ではなく、仮に続けたとしても環境負荷は大きい。
2.だから、生態系と調和した持続可能な農と食のあり方としてアグロエコロジーが世界から注目されている。
3.しかし、有機農業などへの転換は採算性、生産性など様々な課題がありなかなか進まない。
4.採算が取れる価格にすると消費者が支払い不可能な値段になってしまう。
5.しかし、里山、特に水田は防災の面からグロエコロジーグロエコロジー
6.さらに、田畑は気温を下げる作用もある。(気候危機対策)
7.つまり、経済だけで農業は語れない。
8.むしろ農山村は恐慌の影響を受けにくい。
9.では、有機農業へ転換するためにどうするのか?→すでに一部の自治体では農家への補填を始めている。
- ヨーロッパでは農家は公務員にちかい扱い。農業所得の7割は税金からの直接補償。
- しかも農家を公益性が高いものとして評価し、畑の周囲の森に狐が増えたらボーナスが出る(さすが環境意識の高いヨーロッパ!)
- 日本でも命の営みを重視した農業は少しずつだが広まりつつある。
- ここで私達の意識改革も必要となってくる。例えば冬にトマトやキュウリは諦める。
- 生態系を無視すれば環境破壊で自分の首を絞めることになるが、生態系の力を借りれば輸入に頼らなくても良くなるかも。
- では、私たちにできることは?→プロシューマーになろう!
プロシューマーとはプロデューサー(生産者)とコンシューマー(消費者)を合わせた言葉です。買い支えるだけでなく、援農はもちろん、国や自治体に農業政策のあり方を問い、農業を魅力ある就職先にするために農家や農業団体と共に活動する、これがプロシューマーです。 - そして、この活動には前提があります。
- それは平和であること。
- ミサイルがいつ飛んでくるかわからない状況で遮蔽物のない田畑に行くなんてできません。 だから、農業を考える時、平和は同時に考えるべき課題なのです。
茅ヶ崎市議会議員 今井りか