2024年2月後援会ニュースから
いつも応援してくださる皆様、こんにちは!
昨年の今頃も同じような記事を書きましたが、大事なことなので再度、書かせていただきます。
ご存知の通り、私はプロテスタントのクリスチャンです。夏の海で洗礼を受けました。
その年、秋が過ぎクリスマスプレゼントを選びに、聖書関連の書籍などを扱うお店に行き、翌年のカレンダーを見ていました。ぱらっとめくって、2月11日が赤<ないことに気づきました。「あれ? 祝日じゃなかったっけ?」と思いながらよく見ると「信教の自由を守る日」と書いてあります。そんな祝日、聞いたことがありません。なんだろうと不思議に思いましたが、その時はそのままにしてしまいました。
そして、クリスマスの少し前に冬季派遣で私のいた教会に神学生が来ました。雑談の中で2月11日が休みではな<、普通に授業があると知り驚きました。その後、自分でも調べてみました。
まず、建国記念の日とは何かを説明します。
多くの国には建国を記念する日がありますが、そのほとんどは歴史的出来事を元にして定め
ています。ところが日本の場合、神話、つまり事実ではない架空の話に基づいて定められているのです。その為、戦後、GHQにより国家神道を徹底的に排除するために、かつての紀元節は廃止されました。しかし、紀元節復活を求める勢力により2月11日は「建国記念の日」と名前を変えて制定されてしまったのです。第二次世界大戦の頃、天皇を神としていた日本はキリスト教を迫害、弾圧し、天皇崇拝を強要しました。つまり、建国記念の日も天皇誕生日も元号も、国民生活の中に天皇制と国家神道を保ち続けようとする国の意思の表れなのです。だから、私は憲法で保障されている信教の自由が本当の意味で保証されていないと考えます。
なので、キリスト教界はまた同じことが起こることを憂慮して、つまり天皇を利用した戦争、その準備のための法整備やメディアの異常な忖度が再び起こらないようにと2月11日を信教の自由を守る日としました。
日本国憲法は今のまま、何も引かず何も足さずとも、十分に素晴らしいものだと思います。ただ、それが100%は実現していない。皆さんも時間を取って、自分の日常が憲法に保証されている「自由」となっているか、少し考えてみませんか?
茅ヶ崎市議会議員 今井 理華