今井りか奮闘記 共同親権反対

こんにちは!
ゴールデンウィーク明けの水曜日、私は「ちょっと待って共同親権藤沢アクション」に参加してきました。
 これは共同親権導入に反対を訴える国会前デモと同じ日、時刻にアクションしようと立ち上がった20代を中心とするメンバーが企画してくれたものです。その日は藤沢駅だけでなく、全国各地で同じ時間に共同親権反対を訴えるアクションが行われました。場所は違えど熱い思いは同じにして、同じプラカード、ルール、コールで国会前デモに呼応した全員が共同親権反対を叫びました。
 藤沢駅では時折り雨が激しく降る中、飛び入り参加はもちろん、SNSの告知を見て駆け付けてくれた方も一緒に声を上げてくれました。マイクを握りながら涙で声を詰まらせる人もいました。無理せず、楽しくやろうと始められたデモなので、ペンライトやタンバリンで盛り上げることができました。デモがこんなに楽しかったのは初めてかもしれません。
 離婚後共同親権がどれほど危険かを、私は看護師の視点からスピーチしました。
 例えば子どもが交通事故で救急搬送されたとします。手術には最低でも手術同意書、麻酔同意書、輸血同意書、抑制同意書が必要です。片方の親がサインしても、もう片方の親のサインが無ければ手術できないとなったらどうでしょう?一応、緊急の場合は片方の同意のみで良いとされていますが、明確な線引きはありません。そうなると訴訟もありうるでしょう。訴訟リスクを避けるために病院が入院受入に慎重になったら、子どもの命が危険に哂(さら)されます。
 そもそも、離婚原因が虐待なら加害親が子どもの利益を考えてくれるわけないですよね?DVが原因なら、被害者は加害者と連絡を取らねばならない事態になります。親の命も危険です。
 こんな改正案を通したら日本はますます生きづらい、子育てしにくい国になります。まだ、共同親権の問題は広く知られていません。どうぞ知ってください。
そして、一緒に叫んでください。
最後に当日のコールの一部を書きます。
『共同親権強制するな。
 家族のあり方、強制するな。
 未来の子どもの笑顔を守ろう』
                茅ヶ崎市議会議員 今井 理華