新人議員 活動この1年 かとうあやの

※新かながわ2024年5月26日掲載記事から 記事pdf

 『宝の議席』を無事に引き継ぐことができて一年。行政用語や市の説明は、どれもなじみのない用語や独特の言い回しに難解さがあり、理解は困難、把握することさえも多くの時間が必要で、焦ってばかりの毎日です。
 議会がどのように進むかを確認し、聞き取りや質問を作るなど、どの作業もあたふたしてしまっています。
 そしてやはり、突如として体調不良になる子どもたちの問題。病児保育の予約、小児科へ書類作成依頼の受診、病児保育の予約が取れなかった場合の保育応援要請をどなたに声をかけるべきか…など生活を立て直すことを瞬時に判断しながら議会活動をする、目まぐるしい一年でした。
 選択式デリバリー方式である中学校給食について、初めての一般質問で取り上げました。仲間と二度に分けて署名を集めてきた経験、街頭での声を元に、食育としての給食のあるべき姿について、ただすことで、改めて、皆さんで作り上げた議席だと実感し、真っすぐ生活の声を届け続けたいと再確認をしました。
 また、どんな質問でも、組み立てをする時、会議録をたくさん読み返します。そしてそこにはいつでも住民の福祉の立場で迫る党の姿が在りました。
 『宝の議席』…この言葉の意味を分かったつもりでいましたが、議会活動を重ねるたびに、その本当の意味、深さ、重さを実感します。少しでも早く、本当の『宝の議席』に近づけるよう頑張り続けたいです。