若い彼らの未来に戦争があってはならない

【後援会ニュース2023年2月号に掲載】

若い彼らの未来に戦争があってはならない
差別や貧困もあってはならない

そのために私は力を尽くします
茅ヶ崎市議会議員候補 今井りか

 こんにちは。
 今回は2月の祝日についてお話しします。
 11日は建国記念の日、23日は天皇誕生日と皆様のカレンダーには書いてあると思います。しかし、私のカレンダーには11日は「信教の自由を守る日」と書かれています。
 何故なのか?
 その理由を説明するには、まず、建国記念の日とは何かを説明しなければなりません。
 多<の国には建国を記念する日がありますが、そのほとんどは歴史的出来事を元にして定めています。ところが日本の場合、神話に基づいて定められているのです。その為、戦後、GHOにより国家神道を徹底的に排除するために、かつての紀元節は廃止されました。しかし、紀元節復活を求める勢力により2月11日は「建国記念の日」と名前を変えて制定されました。第二次世界大戦の頃、天皇を神としていた日本はキリスト教を迫害、弾圧し、天皇崇拝を強要しました。つまり、建国記念の日も天皇誕生日も元号も、国民生活の中に天皇制と国家神道を保ち続けようとする国の意思の表れなのです。だから、私は憲法で保障されている信教の自由が本当の意味で保証されていないと考えます。なので、キリスト教界はまた同じことが起こることを憂慮して2月11日を信教の自由を守る日としました。
 日本国憲法は今のまま、何も引かず何も足さずとも、十分に素晴らしいものだと思います。ただ、それが実現していない。自分の日常が憲法に保証されている「自由」となっているか、少し考えてみませんか?