維新の共産党攻撃に

小池氏「住民の利益に反することに反対」 神奈川・藤沢

〈しんぶん赤旗 2023年4月3日(月)掲載記事〉
 日本共産党の小池晃書記局長は2日、神奈川県藤沢市の藤沢駅前で街頭演説し、神奈川県議選が告示された31日に日本維新の会の松沢成文参院議員が同じ藤沢駅前の街頭演説で行った共産党攻撃に反論しました。
 小池氏は松沢氏が演説で「何でも反対の共産党」と述べ、「維新」が同様のことを録音したものをテレフォンサービスで拡散していると指摘。実際は、党県議団がこの4年間で793件の議案のうち683件、86%に賛成しているとして、「何でも反対どころか、必要なものには賛成している」と述べました。
 共産党が反対しているのは、国民健康保険料の引き上げや、大規模開発・大企業支援ありきの村岡新駅の開発関連事業の予算などであり、「維新は、こういうものに何でも賛成しろというのか。知事の提案に何でも賛成する県議は何人いても役に立たない。いいことには賛成し、住民の利益に反することには反対しなければ、議会の意味はない。その役割を果たしているのは共産党の議員だけだ。維新の卑劣で、事実に反する攻撃を打ち破って勝利を」と訴えました。